要介護認定基準は?認知症の症状はどういうところを見られるの?

親に介護が必要になった場合、
要介護認定を受けることで、
介護保険のサービスを受ける事が出来ます。

認定される介護度によって、
1割負担で受けられるサービスの上限額が
変わってきますので、
今後の生活に大きな影響を与えます。

どういった基準で介護度が決められるのかを、
あらかじめ把握しておき、
日々の様子を観察、記録し、
調査員に報告出来るようにしておきましょう。

今回は、要介護認定基準についてお話致します。

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要介護認定基準は?要介護度はどうやって決まるの?

要介護認定は、介護の大変さではなく、
介護をどれくらい必要とするか
を判断するものです。

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例えば、
足が不自由で車椅子で生活している方でも、
自分で更衣出来たり
食事が出来れば、介護が必要な時間は少ないため、
介護度は低くなります。

しかし、自分で歩いたり走ったりする方でも、
認知症による徘徊が多い方であれば、
介護が必要な時間が多くなり、
介護度は高くなります。

 

要介護認定は、
担当医の意見書と介護保険認定調査員の調査結果を元に、
コンピュータによる1次判定
保健医療福祉の学識経験者数名による
2次判定で確定されます。

コンピュータに調査項目のデータを入力し、
介護が必要な時間を計測し、介護度が割り振られます。

その後、介護認定審査会で正式な介護度が認定されます。

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認知症の症状はどういうところを見られるの?

認知症の方の場合、調査員に対して、
認知症の症状を介護者が説明しますが、
調査員の方が実際に本人と会話して、
認知症の具合を確かめます。

 

私も何度か認定調査に立ち会いましたが、
いつもは集中力がなく、
受け答えにはっきり答えてくれない方でも、
調査員の前ではしっかりと受け答え、正確に答えられ、
内心焦ってしまった事が結構ありました。

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しかし、いつもの生活の状態が一番大事ですので、
日常の様子をしっかり伝えましょう。

何に介助が必要なのか、
夜はよく眠れているのか、
徘徊行動はどれだけあるのか、

日によって出来る時、出来ない事がある場合も、
1週間に何回くらい出来ない日がある、
3回に1回は出来る等、
正確な数も調査員は聞いてきますので、
答えられるようにしておきましょう。

 

介護者にとっては毎日の事でも、
調査員にとっては初対面で何も分からない状態です。

調査員に聞かれなかったことでも、
こういう事があって大変だった、
という具体例を話することでも
その人の状態を正確に分かってもらえると思います。

恥ずかしいと思わず、包み隠さず話しましょう。

認知症が進んだのに介護度が軽くなった!?

 

認知症が進行したことにより、
介護度が軽くなってしまったケースがあったので紹介します。

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その方は、自分でご飯を食べたり、
服を着替えたり出来る方でしたが、
激しい徘徊がありました。

落ち着かなくなるとすぐ外へ出て、
1時間以上戻らなくなり、
職員もずっとそれに付きっきりになっていました。

 

しかし、安定剤の影響と、認知症が進んだ事により、
次第に外へ出歩かなくなり、意思疎通も難しく、
それまで出来ていた食事と更衣にも
介助が必要になりました。

 

しかし、必要になる介助は増えたものの、
一番介護の時間が必要とされていた徘徊行動がなくなった事により、
新しく認定された介護度は、
以前よりも1段階軽く認定されたのです。


まとめ

要介護認定の結果に納得がいかない場合、
認定の通知を受けて60日以内であれば、
「不服申し立て」ができ、
介護認定のやり直しを行う事ができます。

 

また、認定後に認知症がひどくなった、
骨折により介護が増えた、といった場合、
「区分変更申請」を行うと、
再度介護認定の調査が行われます。

どちらの場合も、まずはケアマネジャーに相談すると良いでしょう。

必要な介護サービスを受けるためにも、まずは正しい介護認定を受けましょう。

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