若年性認知症の原因と割合、寿命はどれくらい?

認知症は高齢者だけが関係するものだと思っていませんか?

実は「若年性認知症」という、64歳以下の人が患う認知症が存在します。

「若年性認知症」は、物忘れが出始めて仕事や生活に支障をきたすと言われています。

その気になる原因なども詳しく見ていきましょう。

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若年性認知症の原因ってどんなものなの?

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若年性認知症の原因は様々あると言われています。

それぞれ見ていきましょう。
脳内の血液の乱れ

若年性脳血管性認知症と言い、脳の血管の詰まりや脳の血液の流れが少なくなること等が原因で認知症を発症します。

働き盛りの男性に多いとされています。

物忘れが多くなったことや、計算が出来なくなってしまったなどの症状が現れます。

脳の一部の機能が低下するため、一部のことは忘れても、他のことはしっかりと覚えているなどという「まだら認知症」があります。

高血圧や脳卒中の経験がある人は注意が必要です。

 

脳の萎縮が原因

若年性アルツハイマー型認知症と言い、脳の委縮が原因で発症すると言われています。

女性に多くみられる症状です。

初期では頭痛やめまい、不眠が見られたり、自発性の低下、抑うつ状態にもなります。

本人には自覚症状がほとんどなく、うつ病なのかな…と勘違いすることも。

進行していくと、頑固になったり、他人への配慮がなくなったりします。

 

頭部に強い衝撃を受けた

派手に転倒した、交通事故にあった等、脳への外的衝撃によることが原因で発症することがあります。

 

遺伝

親族に認知症の方がいる場合は発症しやすいと言われています。

 

他にも、高齢者の認知症にも見られる、レビー小体型認知症前頭側頭葉型認知症によるものやアルコール依存症の影響による認知症などが挙げられます。

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若年性認知症の割合はどれくらい?

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若年性認知症の原因を見てきましたが、気になる罹患率はどうでしょうか?

若年性認知症の患者は、平成21年の調査では全国で3万8000人、人口10万人当たりでは47.6人いると言われています。

そのうち男性が57.9人、女性が36.7人で男性が多く、平均年齢は51歳です。

平成6年から7年に行われた若年性認知症の調査では、18歳~65歳未満の認知症は約2万6000人だったので、

10年余りで約1.5倍に増えたことになります。

若年性認知症の進行状況とその寿命はどれくらい?

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若年性認知症は主に、段階的に進んでいく「脳血管性認知症」と、ゆるやかに進む「アルツハイマー型認知症」に分かれます。

「脳血管性認知症」は生活習慣病などが原因で動脈硬化が進行し、発作を起こすることで発症します。

その発作を繰り返すと、段階的に認知症の症状が悪化します。
「アルツハイマー型認知症」は記憶力が徐々に失われていき、混乱がひどくなります。

病気が進行すると、歩行が困難になり、寝たきりの状態になります。

若年性認知症の場合は進行のスピードが早く、発症してからわずか5年ほどで寝たきりになってしまうことがあります。
若年性認知症は進行性の病気のため、発症してから10年から15年が寿命であると言われています。

歩行が出来なくなり寝たきりになることで、誤嚥等による肺炎を合併して亡くなることが多いと言われています。


まとめ

いかがでしたか?

高齢者の認知症より患者数は少ないものの、最近になり患者が増えていることが分かりました。

そのため、社会的にも制度を充実させ、周りが病気のことをしっかりと理解していかなければなりません。
若年性認知症は、高齢者の認知症と比べ患者数は少ないですが、働き盛りの現役世代で発症するため、家族の介護負担が大きくなります。

罹患した本人も精神的な打撃を受け、うつ傾向が悪化してしまうことがあります。

しかし、理解力があるうちに告知されると、本人の意思で治療が行えるメリットがあります。

周りの家族が病気を理解し、一緒に乗り越えていくことが大切になります。

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