介護・認知Q&A

介護や認知症に関するよくある質問をまとめました。

是非、参考にしてみてください。

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もの忘れと認知症の違いは?

まず「もの忘れ」は、老化現象なので病気ではありません。

物忘れの場合は、
過去に自分で体験したことは自体は覚えていますが、
内容は覚えていないという現象です。

旅行に行ったんだけど、なんていう街だったか忘れた!
というのが物忘れです。

 

一方、認知症の場合は、
体験したこと自体を忘れてしまう症状です。

旅行に行った事自体を忘れてしまうのが、
認知症です。

 

認知症になったからといって、
いきなり全てを忘れてしまうわけではありません。

 

失禁した時はどのように対処したらいいですか?

一番大事なのは、お年寄りのプライドを傷つけないようにすることです。

 

まず、絶対に叱ってはなりません。

一度、叱ってしまうと、汚れた下着を隠したり
失禁しているのに隠すこともあります。

 

言葉にも気をつけたいものです。

「おもらししたでしょ」「汚したんじゃない」なども傷つきます。

子どもと同じように接する方がいますが、
相手は、大人であることを忘れては行けません。

 

頻繁に失禁するようになったら、
おむつの使用を考えると思いますが、
これもプライドが傷つきます。

パンツタイプや尿とりパッドの方が
いい場合もありますので検討してください。

 

 

一番いいのは、トイレで用を済ませられることです。

できるだけプライドが傷つかないようにしてあげたいものです。

認知症になったらどんな症状がみられますか?

認知症になったのお年寄りは次のような症状があります。

 

感情のコントロールができなくなる

人の見分けがつかない、今いる場所がわからないなどの
見当識が働かなくなることで不安になって、
その感情を表現できずにイライラして、
異常な行動をとる場合があります。

 

判断力や理解力が低下する

どちらがいいなどの簡単な判断や、
順番通り物事をこなす事が困難になります。

今まで、できていた事ができなったり
計算ができなくなることもあります。

 

歩行や生活動作の障害

歩くことが困難になる、着替え、食事が不自由になる、失禁するなど
日常生活に支障をきたすようになります。

 

記憶力の低下

昔の記憶はしっかりあるのに、
最近の記憶があいまいになるのが初期です。

記憶低下が進行すると、現在の状況さえも記憶できず
昔の事を断片的に思い出しながら行動するようになります。

 

見当識障害

現在、自分がいる場所や、
時間、季節、朝夕もわからなくなります。

自宅の場所がわからなくなったり
自宅の中でも迷うようになります。

 

もっと進行すると、人の見分けがつかなくなり、
知り合いや家族の顔を見てもわからなくなります。

 

認知症は歳を取ると誰でもなるの?

認知症は誰でもなるわけではありません。

認知症になる原因は、
病気によるものと二次的な要因が原因になるものがあります。

 

認知症の原因となる病気とは、

  • 脳血管性変化(脳血管性認知症)
  • 脳の退行性変化(アルツハイマー型認知症)、

があります。

 

二次的な要因としては、

  • 環境的要因
  • 身体的要因
  • 精神的要因

があります。

 

環境的要因は・・・

  • 退職
  • 引っ越し
  • 家族の死別
  • 生活環境の急激な変化

身体的要因は・・・

  • 視力や聴力が低下
  • けがや病気で寝たきりになる

精神的要因・・・

  • 孤立
  • 心理的動揺
  • 不安
  • 抑うつ

などがあります。

認知症の人の財産管理は?

認知症などで判断力が低下し、
財産の管理ができない場合には、
成年後見制度を利用しましょう。

成年後見制度には、
法定後見制度任意後見制度があります。

 

財産管理は、
介護保険サービスや入退院などの
契約手続きを法的に認められた
代理人が行なうので安心です。

 

他にも、日常生活での
現金管理が必要な場合には、
日常生活自立支援事業というものもあります。

徘徊のための安全対策はどうしたらいい?

徘徊で怖いのは、転んで怪我をしたり
知らないうちに出かけてしまうことです。

怪我によって寝たきりになると
認知症がますます進行してしまい
介護がより大変になります。

 

まずは家の中を点検し、
以下のことをチェックしましょう!

  • 転んで家具の角にぶつかりそうなところはないか
  • 敷居の段差は高くないか
  • 廊下や階段は滑りやすくないか
  • 足に引っかかるような敷物はないか
  • 部屋は暗くないか(死角も明るく)

 

 

また、お年寄りが勝手に外に出かけてしまうのは、
とても危険なので、徘徊感知機器などを利用するといいでしょう。

徘徊感知機器は、玄関などの設置し、
お年寄りが玄関を開けた時などに
センサーで感知し、警報やメールなどで
知らせてくれる機器です。

 

徘徊感知機器は
福祉用具レンタルの対象になっています。

攻撃的になったり、突然興奮するときは?

認知症のお年寄りが、
攻撃的になったり、突然興奮するには
それなりの理由があります。

思い通りに身体が動かないとか
何か悔しい思いをしたとか
昔の辛かった事を急に思い出した・・・

など理由は色々です。

 

 

そんな時に思うように表現することができない事が
攻撃的になったり、突然興奮するという行動になるようです。

 

一番よくないのは、逆に怒ったり、
放っておいたり、無視することです。

 

 

理由がわかれば対処もできますが、
わからない場合は、他のことで気を紛らわすしかありません。

 

お年寄りの好きなことや、
興味があることを見つけ一緒にやってあげると
落ち着くこともあります。

 

それでも攻撃性が強くなる場合には、
医師に相談しましょう。

トイレの場所がわからなくなった場合は?

認知症には、方向や位置がわからなくなる症状があります。

住み慣れた家でも、トイレの場所がわからなくなった時には、
お年寄りがわかりやすい絵などの目印を貼っておくのもいいでしょう。

 

そして、お年寄りがトイレに行きたそうだったら、
早めにトイレまで行って「ここがトイレみたいですよ」と
一緒に確認してあげます。

 

自分も初めて知ったような事を言って、
お年寄りのプライドを傷つけない気配りも大切です。

 

食事をしたことを忘れて、また食べたいと言ったらなんて言う?

「さっき食べたばかりでしょう!」は、絶対ダメです。

というのも認知症のお年寄りは、
食べたことを忘れてしまっているので
納得してくれません。

そこでさらに、
否定すると興奮したりと逆効果です。

 

例えば、
「もう少しで出来ますよ」とか
「今、支度してますからね」と言うと
安心してくれるかもしれませんね。

 

 

 

中には食事意外でも、
何度も食事を要求してくるお年寄りもいます。

忘れたのではなく、運動量が多くて
本当にお腹が空いている場合があります。

そんな時は、小さめのお菓子やクッキーなどを
あげるといいかもしれません。

認知症の進行具合と症状は?

認知症には初期~後期まで、
3段階の進み具合があります。

 

認知症初期

初期の症状では、まずもの忘れが激しくなります。

もの忘れがひどくなると、
不安になってイライラすることがあります。

  • 時間がわからなくなる
  • 物事に無関心になる
  • うつ状態になる

なども初期の症状です。

 

認知症中期

徘徊や道に迷う、家族や知り合いなどのがわからなくなる。

今までできたのに、できなくなるなどの症状が出てきますので、
日常生活での手助けが必要になってきます。

 

 

認知症後期

自分で食事ができなくなったり、
トイレができなくなったりします。

身体も弱り、動きも鈍くなってきます。