認知症の薬の種類はどれくらい?その効果と副作用は?

認知症の方の介護をする上で、薬の管理はとても重要です。

ただ処方された薬を飲んでもらうだけでなく、
その薬にどういう効果があるのか、副作用があるのかを、
知っておくことで、今後のケアが変わってくるかもしれません。

今回は認知症の薬の種類、その効果、副作用についてお話します!

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認知症の薬の種類はどれくらい?どんな効果があるの?

認知症の中でも最も多くを占めるのは、
アルツハイマー型認知症です。

アルツハイマーの原因の一つとして考えられている、
脳の神経伝達物質である、アセチルコリンの減少を抑える働きをする薬には

  • アリセプト(ドネペジル)
  • レミニール
  • イクセロンパッチまたはリバスタッチパッチ(リバスチグミン)

の3つがあります。

同じ作用があるため、一緒に服薬することはできません。

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他にも、脳内のグルタミン酸が過剰分泌を抑える働きをする
「メマリー(メマンチン)」があります。

作用が異なるため、上記の3つの薬との併用が可能です。

これらの薬を服薬し、意欲が向上したり、抑うつが改善する方
がいる一方で、見た目上は何も変わらない方もいます。

しかし、これらの薬には認知症の進行を遅らせるという大きな効果もあるため、
認知症の治療に必要な薬と言えます。

また、他にも認知症の方の周辺症状に対して処方される薬があります。

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認知症の周辺症状に対して処方される薬とは?

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認知症の方の暴力行為や徘徊、
不眠等の周辺症状に悩まされる方は多いでしょう。

周辺症状の表れ方は、その人の性格や周りの環境によって左右されるため、
医師の判断でその方の症状に合わせて薬が処方されます。

主に、

  • 抗精神病薬(グラマリール等)
  • 抗不安薬(デパス等)
  • 睡眠導入剤(マイスリー等)

が処方されます。

他にも気分を落ち着かせる効果がある、
漢方薬が処方される事もあります。

どんな副作用があるの?

認知症の薬は、副作用を考慮して身体に慣らせるため、
少量から徐々に増やしていきます

脳が活性化することにより、余計に興奮したり、
落ち着きを無くしたりする事もあります。

また、「イクセロンパッチまたはリバスタッチパッチ」は、
貼付薬のため、肌がかぶれる等の肌トラブルが起きる可能性もあります。

 

しかし、私が介護施設で感じたのは、認知症の薬よりも、
抗精神病薬、抗不安薬、睡眠導入剤の薬の方が注意が必要だと思いました。

 

とある認知症の方は、他利用者様への暴力行為が度々あったため、
抗精神病薬が処方されました。

暴力行為はなくなったものの、ボーとする事が多く、
以前のような明るさが全く見られなくなりました。

次第に歩行も不安定になり、転倒する事も多くなりました

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睡眠導入剤も、不眠が解消されても、転倒リスクは高くなります。

もちろん、個人差があるので、うまく薬が働いて改善することもあります。

薬が処方された際には、医師や薬剤師の方にしっかり説明と注意事項を聞きましょう。


まとめ

認知症になったら、認知症の進行を抑える薬の服薬は必須と言えます。

一方、周辺症状に関しては、周りの環境や対応で和らげる事も可能です。

しかし、ずっと一緒にいることも難しいですし、
認知症の方に合わせ続ける事もとても大変です。

医師と相談しながら、その方に合わせた薬を
処方してもらうことも必要です。

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