長谷川式簡易認知症検査とMMSE検査の違いは?

病院や施設で行われている、認知症を診断するテストは、
「長谷川式簡易知能評価スケール」
「MMSE検査」の2種類あります。

 

いずれも、認知症を診断するための簡易テストなのですが、
一体何が違うのでしょうか?

一緒に見ていきましょう!

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長谷川式簡易認知症検査とMMSE検査は何が違うの?

まず、「長谷川式簡易知能評価スケール(HDSーR)」についてですが、
名前の通り、長谷川和夫さんが、1974年に考案したものです。

1991年に、改訂版が作成され、現在も広く使われています。

9項目で構成され、30点満点中20点以下であれば、認知症の疑いとされています。

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「MMSE検査」とは、「ミニメンタルステート検査」の略名です。

1975年に、アメリカのフォルスタインさんらによって考案されました。

 

11項目で構成され、30点満点中、22~26点が軽度認知障害の疑い、
21点以下が認知症の疑いとされています。

 

テストの内容は似ていますが、口頭で答えるだけの長谷川式に対し、
MMSE検査は、紙を使用して、

「右手にこの紙を持ってください」
「それを半分に折りたたんで下さい」
「それを私に渡してください」という指示や、
「何か文章を書いてください」
「次の図形を描いて下さい」といった、

動作を必要とする項目が4問ほどあります。

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どちらが主に使われているの?

「長谷川式簡易知能評価スケール」は、
主に日本で使用されていたのに対し、
「MMSE検査」は、世界的に広く使われています。

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そのため、MMSE検査が日本でも、主流になりつつあるようですが、
長谷川式も根強く残っています。

 

施設によっては、患者によって使い分けているところもあるそうです。

 

人によって、長谷川式の方が優れているという意見もあれば、
MMSE検査の方が動作性知能が分かるので良いという意見もあり、
どちらが良い、という結論を出すのは難しいです。

 

診断の精度に関しては、
どちらもほぼ変わりはありません。


最後に

認知症の診断という目的は、
どちらも一緒なので、
違いを気にする必要はないかと思います。

 

ちなみに、私の施設では、二つを混在させたテストにして、
MMSE、長谷川式の両方の点数が分かるようにしてありました。

しかし、問題数が増える分、
被験者にも負担がかかるように感じました。

 

どちらを利用するにしても、
相手がリラックスでき、
楽しんでテスト出来るよう、
配慮する必要がありますね。

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