高齢者の介護予防には体操がいい!

高齢者が要介護状態になることを防ぐことを目的とした「介護予防」

国の制度としても導入されています。
超高齢化社会を迎えた今日、病気が発覚してから行動をするのではなく、老化に早く気づき、「介護」が必要となる状態にならないよう、「予防」を早期に行うことが大切なのです。

現在介護予防の効果的なものとして、無理なく身体や脳を活性化させる「体操」等を組み込んだプログラムがあります。

今回は高齢者の介護予防や、身体や脳を鍛える体操について触れていきましょう。

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寝たきりになってしまう?!廃用症候群とは??

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高齢者の寝たきりの原因として、脳血管疾患の後遺症の麻痺、年齢を重ねることが原因である全身の筋力の衰え、骨折等で一時期に寝込んだりすることへの全身機能の低下などが挙げられます。

このような状態が続き、全身の心身機能が低下していくこと『廃用症候群』といいます。

 

『廃用症候群』は病気のようにはっきりとした実感がなく、じわじわ進行していきます。

足が思うように動かなくなったり、なんだか気分がすぐれなかったり、そんな理由で外に出ることを控えがちになり、身体を動かさなくなれば、どんどん身体機能は衰え、最終的には認知症を引き起こしたり、寝たきりになってしまうことがあります。

高齢者は特に加齢の影響で身体機能が衰えていますから、少しでも身体を動かさなくなればすぐにでもなる危険性があります。
そうならないようにはどうすればいいのでしょうか?

 

一旦機能が衰えてしまった場合は、自分自身でしっかり意識を高めて身体を動かさなくてはなりません。

初めからすぐに効果が出るわけではないので焦らずに、日ごろからの積み重ねが大切です。

 

少しずつでも自分で意識して身体を動かせば筋肉は活性化されます。

また、身体だけではなく、脳もしっかりと動かすことが大切です。

 

身体も脳も少しずつコツコツと動かしていくことで、廃用症候群を予防し、要介護状態にならないようにしていきましょう。

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介護予防にはどんなことをすればいいの??

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介護予防として、具体的にどのようなことをしていかなければならないのでしょうか?

まずはこの4つを実践してみましょう。

 

『運動機能を向上しよう』

まずは身体を少しずつ動かして、運動機能を向上させましょう。

要介護状態を予防するには、運動を習慣化させることが大切です。

出来る範囲で正しい姿勢を意識して、歩行能力を高める筋力トレーニングやストレッチをしてみましょう。

 

『口腔機能を向上させよう』

健康的な生活を送るためには、口腔機能の維持や向上が大切だと言われています。

飲んだり食べたりは、すべてお口から行っていますよね。

また、会話をするときもお口から始まります。

 

口腔内の機能や嚥下機能が失われていくと、口から食事が食べにくくなるだけでなく、

嚥下がうまくできないことで、食べ物が気管に入り込んでしまう『誤嚥性肺炎』という大変危険な病気を引き起こすことがあります。

それが影響して、食事形態がミキサー食等の食事になってしまえば、食事が楽しめなくなってしまいます。

そうなれば、生活意欲もなくなってしまうでしょう。

そのため、お口の筋肉を刺激する体操を行ったり、トラブルを防ぐため、衛生状態を保ちましょう。

 

『栄養改善をしよう』

高齢になるにつれ、食が細くなったりなどで、思うように栄養バランスが整わなくなります。

食べることは介護予防につながります。

まずは水分補給をしっかりしましょう。トイレに行くのが億劫で…という理由で控えることがないようにしましょう。

次にたんぱく質などをしっかり摂取し、バランスのいい食事をしましょう。

 

『認知症を予防しよう』

高齢になり、記憶力などが衰えていくことが当たり前だと思うのは危険です。

しっかり脳を働かせましょう。

脳トレなど、頭の体操をしたり、身体を動かすなどをして脳に刺激を与えてください。

そうすることで、認知症になるのを予防することができます。

介護予防になる体操とは?

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介護予防に必要なのが、『運動をすること』『お口の健康を保つこと』『バランスのいい食事や水分補給』『脳を働かせること』の4つだと言われています。

では具体的に、どのような体操をすると効果的なのでしょうか?

いくつかピックアップしたいと思います。

 

椅子に座ってできる運動

椅子に座ったままできるため、支援センターやお家でも簡単にできます!

 

・深呼吸

椅子に座ったまま、大きく息を吸って大きく吐きましょう。

吸うときは胸を張って、吐くときは背中を丸めます。

その時、腕を使って動作を大きくしましょう。

 

・首の運動

首を前後に倒す・右、左に倒す

ぐるっと一周回す このとき、無理に後ろに回す必要はなく、左右に振るだけでいいです。無理をして首を痛めないようにしてくださいね。

 

・肩の運動

肩を上にあげ、すとんとおろします。また、両肩を一周腕と一緒に回してみましょう。

 

・手首や足首を動かす

手をぶらぶらとしたり、回してみましょう。

足首は親指を軸に回してみましょう。

 

・グーパー運動

初めに手元にグー、伸ばした方をパーで交互に10回動かします。

次に手元をパー、伸ばした方をグーにして交互に10回動かします。

スピードに強弱をつけてみてもいいですね。脳の運動にもなります。

 

●お口を動かす運動

「パタカラ運動」をしましょう。介護の現場でもよく使われています。

「パ」「タ」「カ」「ラ」と順番に発声してみましょう。

 

このとき、しっかりお口を動かして発声することが大切です。

「パパパパ」「タタタタ」と言ってみたり、「パ」や「タ」のつく言葉を言ったり、全部の単語が入っている「パンダの宝物」などと言ってみるのもいいでしょう。

また、口腔内で口を閉じた状態で舌を頬に左右にくっつけたり、一周回してみましょう。

唾液がしっかりと分泌されるのがわかると思います。

 

●指先を動かしてみましょう

手先を動かすことで、脳の働きが良くなり、認知症予防になります。

手紙や裁縫などをしてみるのも効果的です。

また、塗り絵や簡単な計算ドリルをしてみるのもお勧めします。


おわりに

要介護状態になってしまうと、なかなか思うように身体が動かせなくてますます億劫になり、症状が進行してしまいます。

『廃用症候群』という怖い病気にならないように、「介護予防」がどれだけ大切かということもお分かりいただけたと思います。

日頃から少しずつ身体を動かす習慣をつけ、気を付けていきましょう。

 

体操は自分一人でもできる内容になっていますが、なかなか続けることが難しいですよね。

現在、介護予防事業の一つとして、介護予防のための各種教室などが開催されています。

 

外に出るいい機会にもなるし、周りの人と楽しく身体を動かすことで、効果がアップすることが期待されます。

詳しい教室などの内容については、お住まいの地域包括支援センター等で問い合わせてみてください。

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