認知症による徘徊の原因と対応方法

認知症の症状の中でも、徘徊に悩まされる介護者は
多くいると思います。

徘徊を止めようとすれば怒りだし、家から出たら一人では帰れない…

では、なぜ認知症患者は徘徊をするのでしょうか?

今回は認知症による徘徊と、その原因についてお話します。

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認知症による徘徊とは?

認知症の症状の一つに、『徘徊』と呼ばれるものがあります。

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徘徊の行動は、人により様々ですが、
同じ場所をぐるぐる歩き続ける方もいれば、
驚くほど遠くまで行ってしまう方もいます。

 

家の中でも同様に、落ち着きなく歩きまわる事もあります。

 

一見、あてもなくただ歩いているだけのように見えるため、
この行為のことを『徘徊』とよばれています。

 

しかし、本人にとっては目的があっての行動なのです。

なぜ徘徊するの?その原因とは?

認知症の方の中には、自分の思いを上手に伝えられない方もいます。

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例えば、「トイレに行きたい」と思い、
トイレに行こうとするけれど、
トイレの場所が分からず、家の中を探し始めます。

その行為は、他の人から見れば
「また徘徊が始まった」と思うかもしれません。

さらには、場所が分からないので、家から出ようとします。

 

そこを介護者が「外へ出てはダメ」と止めようとすれば、
「早くトイレに行きたいのに何故邪魔をするのか!」
怒りだすのは当然です。

 

それ以外にも、「仕事へ行こう」「買い物へ行こう」「家に帰ろう」等、
そういった目的のために徘徊をしている事もあるのです。

 

では、介護者はどう対応すればよいのでしょうか?

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徘徊への対応方法は?

先程のあげた例の場合、
介護者が「あ、もしかしてトイレかな?」と気付いて、
トイレへ誘導することで、落ち着きを取り戻すかもしれません。

 

定期的なトイレへの誘導や、
トイレの場所を分かりやすくするため、
トイレの扉に張り紙をするのも効果的です。

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しかし、「仕事へ行こう」「買い物へ行こう」という場合は、
外へ出ないと気が済まない場合もあります。

 

一緒に外へ出て、少しでも歩けば気持ちが落ち着く事もあります。

デイサービスを利用し、外へ出る機会を多くするのも効果的です。

 

近所の方や、その地域の民生委員の方に、徘徊するかもしれない事を
伝える事も大事です。

正直に話すのは抵抗があるかもしれませんが、徘徊は本人の命にも
関わる事です。

 

今後も増え続ける認知症の方による徘徊は、
地域全体で見守る必要があるのです。


まとめ

認知症の方は、常に不安な気持ちを抱えています。

家にいても落ち着かず、「仕事に行かないと」「ここにいる場合じゃない」
と、今の状況を何とかしようという思いが徘徊に繋がります。

 

そういった認知症の方にとって、
居心地が良い場所を作る事はとても大事です。

介護者がイライラしていると、
その気持ちが本人にも伝わります。

 

介護サービスを有効に利用し、
介護者がまずは心のゆとりを作りましょう。

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